東リ、「タイルカーペット新リサイクルプラント」を稼働

東リ(株)は、同社カーペットの主力生産拠点であるグループ会社・滋賀東リ(株)にて、産業廃棄物削減に向けた「タイルカーペット新リサイクルプラント」を導入、2021年5月より本格稼働した。

 

 

同プラントは、タイルカーペットのパイル層(表面繊維層)とバッキング層(塩ビ樹脂層)を分離することなく、再生資源(リサイクルチップ)として加工することを可能にしたもの。これにより、タイルカーペット廃材をすべてリサイクルチップに加工し、タイルカーペットのバッキング層の一部として再生利用することで、リサイクル率の向上および産業廃棄物排出量の削減(最大2,300t)に寄与する。

 

将来的には、滋賀東リ(株)・岐阜東リ(株)でのゼロエミッションを目指し、使用済みタイルカーペットの再生利用拡大にも取り組む。

 

東リ(株)リリース / https://www.toli.co.jp/newsrelease/news20210604.html